全ての言葉はさよなら

楽しいことを押し付けていく

私家版 Mr.Childrenアルバム別「この曲!!」集

愛はきっと奪うでも与えるでもない

わたしの人生は1996年に始まる。その年にMr.Childrenに出会ったからだ。中学入学とともにわたしの人生は大きく広がった。「名もなき詩」を聴いたときのあの衝撃を忘れられない。あるがままの心で生きていこう。

というわけで完全自己満足企画として、私家版Mr.Childrenアルバム別「この曲!!」集を作りたいと思う。はてなブログにはjasrac管理の曲の歌詞を載せて問題ないそうなので、歌詞を引用しながら語り尽くして生きたいと思う。

Everything(1992.05.10)

爽やか一辺倒のデビューアルバム。FEILD OF VIEWかくらい爽やかしい。恋、友情、青春。とにかく若い。

ためいきの日曜日

そんな青春アルバムの中にあって、爽やかさを出さず、日曜日にもそばにいれない恋の憂鬱をしっとりと歌った曲。遠距離恋愛なのか、物理的には近くにいるけれど会えない事情があるのか。そばにいない寂しさを持て余しまくってる、その辺もなんか爽やかじゃなくても青春を感じる。そんな曲。最後のいてもたってもいられない感情は、曲と歌詞で表されていてすごいなあと思う。

I'm dreaming' of see you again 夢の中で会おう
口癖のように君の名を呼んでも no

退屈なTVショー おしゃべりなラジオ
飲みかけのコーラ 星の降るハイウェイ
何もかもが全て 僕を狂わせてゆく
I'm so blue.

KIND OF LOVE(1992.12.01)

引き続き爽やかなアルバム。一曲目の「虹の彼方へ」からしてはちきれんばかりの青春。(おじさんおばさんの)カラオケ定番曲「抱きしめたい」「星になれたら」など、(おじさんおばさんなら)ミスチルファンではなくても聴いたことがあるだろう曲が収録されている。

星になれたら

ありきたりすぎて恐縮ではあるけれど、このアルバムではやっぱり「星になれたら」を一番推していきたい。「生まれ育った街を出て、夢を追いかけるぞ!」みたいなよくある曲なんだけれど、曲と歌詞が秀逸。歌っていると自分も「頑張ろう」と思える。とはいえわたしもさすがにもう人生の助走期間は終わってしまったから、こういった曲を聴くと少し寂しい気持ちになる。

長く助走をとった方がより遠くに飛べるって聞いた
そのうちきっと大きなが声で笑える日がくるはず

動き出した 僕の夢
高い山超えて 星になれたらいいな

ちなみに、この曲を好きすぎて中学のとき書き初めで「星になれたら」と書いて心配されたことがあるのは余談だ。

【番外編】思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜

曲も歌詞も、ものすごい可愛い。櫻井さんではなくドラムのJENさんが歌っていて、声も可愛らしく曲によく合っている。初めての恋の思い出を大切にしたいなあと思える。いつだか思い出せないけど……。

昼も夜も待ち続けた思春期の夏
あの牧場にあるベンチにいつも腰かけて
自転車に乗ってつゆ草をかき分けて行く
君をずっと眺めていた

Versus(1993.09.01)

「Another Mind」や「蜃気楼」など、爽やかな青春以外を歌い始めたこの頃。人気曲は「LOVE」で、昔の恋人に対するちょっとした思い入れを歌ったものだ。

蜃気楼

どうしてこの頃こういう曲を歌い出したのかは分からないけれど、ミスチルなり小林武史なりに新しい路線を築こうとしてバンドに寄せてきたのかなというイメージ。
前アルバムでは「動き出した 僕の夢 高い山超えて 星になれたらいいな」ととにかく前だけ向いて夢を思い描いてたのに、突然どうしたの?という意外性がとてもよかった。人は爽やかなだけでは生きていけない。
ミスチルファンとしてはこういった表だけではない裏の側面を見せてくれるようになったんだなという、なんだか嬉しい思いもある。

夢は一歩踏み外せば虚像さ
今になって思い知らされてる

Atomic Heart(1994.09.01)

前作よりさらにバンドに寄せたアルバム。冒頭二曲、「Dance Dance Dance」と「ラブコネクション」は爽やかさとは明らかに違う路線で、とてもかっこいい。本当にかっこいい。他には売れに売れた「CROSS ROAD」や「innocent world」が収録されている。中二の時の文化祭で「ミスチルで好きな曲は」というアンケートを行った結果、一位となったのがこのアルバムの中の「Over」という失恋の歌だった。

雨のち晴れ

なんだかパッとしない20代のサラリーマンのお兄さんの日々を歌った曲。何かに疲れたときに聴くと、仲間を見つけたような気になり、少しだけ前向きになれる。

単調な生活を繰り返すだけ そんな毎日もいいさ
親友との約束もキャンセルして 部屋でナイターを見よう

1DK 狛江のアパートには二羽のインコを飼う

もういいや もういいや 疲れ果てちまった
そう言って そう言って ここまで来たじゃないか

イメージはいつでも 雨のち晴れ いつの日にか虹を渡ろう

CROSS ROAD」と「Round About〜孤独の肖像〜」

同じアルバムの中に「CROSS ROAD」と「Round About」が収録されているところに、人間の多面性を見せつけられる思いだ。

クロスロードとはいわゆる普通の信号式の交差点で、十字に車が行き来するので車が交わる。ラウンドアバウトとはいわゆる環状交差点で、車が交差しない、したがって信号機もない作りとなっている。一方で人と人とが交差し分け合えた思いみたいなものを大切にしながら前へ進もうとしていて、でもそうはいっても、あるときにはわたしたちの心は永遠に交わることもなく、すれ違ったことすらも分からない「孤独」を背負っている。この対となる二曲が同じアルバムにあるのはとても考えさせられる。

誰もが胸の奥に秘めた迷いの中で ooh ooh ooh
手にしたぬくもりを
それぞれに抱きしめて 新たなる道をゆく

感情の通わない口先だけのコミュニケーション
夜が明けるまで騒ぐteenager 虚ろな肖像

深海(1996.06.24)

このアルバムはすさまじい。思いが強い。かつての爽やか路線は一ミリも無い。

「え、Tomorrow never knowsもesもeverybody goesもシーソーゲームも入ってないの???????」という驚きもあった。とはいえ「名もなき詩」「花 -Mémento-Mori」「マシンガンをぶっ放せ」の三曲が収録されているだけでこのアルバムはすでにしてすごい。ミスチルの中でも名盤中の名盤。

シーラカンス

勝手な解釈だけれど、愛をシーラカンスに例えて歌った歌だと思う。この頃のミスチルは「愛」について真摯に向き合って掘り下げていたように思う。

シーラカンス 君はまだ深い海の底で静かに生きてるの?
シーラカンス 君はまだ七色に光る海を渡る夢を見るの?

僕の心の中に君が確かに住んでいたような気さえもする
ときたま僕は僕の愛する人の中に 君を探したりもする
君を見つけ出せたりもしてる

深海

表題曲だけあって、ものすごい曲。やはり愛をシーラカンスに例えて歌った歌。のはず。

この頃テーマにしてた「愛」は櫻井さんがのちに、そして今でも歌っているたくさんの「愛」の歌と異なり、とてつもない葛藤があってその末にかすかに見える愛みたいなものを見つけて、できれば触りたくて、もがいてる感じがして良い。ガラスみたいに繊細な、愛への渇望がすごい。

僕の心の奥深く 深海で君の影揺れる
あどけなかった日の僕は 夢中で君を追いかけて 追いかけてたっけ
シーラカンス これから君は何処へ進化むんだい
シーラカンス これから君は何処へ向かうんだい

連れてってくれないか 連れ戻してくれないか
僕を 僕も

BOLERO(1997.03.05)

活動休止前の最後のアルバム。ヒット曲でアルバム未収録だったシングル曲を無造作に放り込んだところは気にくわないが、まあ大人の事情なんだろうから仕方ない。全体的アンニュイで、いろいろを諦めてしまっている印象がある。でもその中で苦しみながらも生きていこうとするところに共感が生まれる。

ALIVE

「花 -Mémento-Mori-」とテーマはだいたい同じで、生きるためにもがいている感じが生々しくて良い。絶望の果てに、未来への希望を失わずに願うい、見続けることの尊さを感じる。何度も人生を救ってくれた曲。

夢はなくとも 希望はなくとも
目の前の遥かな道を
やがて荒野に花は咲くだろう
あらゆる国境線を超え

DISCOVERY(1999.02.03)

活動開始後の初めてのアルバム。「光の射す方へ」「アンダーシャツ」「ニシエヒガシエ」などのかっこいい曲が目立つ一方で「simple」「ラララ」など少し優しい曲も収録されている。

I'll be

静かなギターの出だしがまずすごくよい。櫻井さんが小さい声で歌い始めるのもそれとあいまってよい。この曲の要は静かな気持ちの力強さのように思う。とにかく弱さとか何もかもを受け入れて前へ。そう言った意味では後々後に生み出された「Starting Over」と近しいものがある。

人生はフリースタイル 孤独でも忍耐
笑いたがる人にはキスを
そしていつだって I say yes yes yes
I'll be there

ピーナツを一つ噛み砕きながら飲み込んでしまった思いは
真夜中血液に溶けて身体中をノックした

旅立とう明日は無いぞってな具合に 胸に刻みながら
一歩ずつ進んでいつだって自由だ

この曲はのちにシングルカットされてめちゃくちゃ爽やかな編曲を経てまったく別の曲になってしまった。それはそれでよいアレンジだったんだけど、ちょっと寂しかった。

終わりなき旅

これは譲れない一曲。ミスチルがわたしたちの背中を押して応援してくれるのと同時に、「戻って来たよ」と歌ってくれた曲。ミスチルファンとしてはめちゃくちゃ嬉しかった。思い通りに行くことばかりではないけれど、前を向いて、とにかく歩いて行くんだっていう決意の歌。これまた何度も救われた曲。

難しく考えだすと 結局全てが嫌になって
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界なんて認めちゃいないさ

胸に抱え込んだ迷いがプラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる

本当に戻って来てくれてありがとう。ここの部分聴くと泣いてしまう。そのくらい心に深く刻まれてる曲。

Q(2000.09.27)

不朽の名作(個人的に一番好きなだけの)「口笛」収録のアルバム。口笛について語ると長くなりすぎるので割愛。このアルバムは、目立った曲はないけれど、「十二月のセントラルパークブルース」「友とコーヒーと嘘と胃袋」「Everyting is made from a dream」のような少し趣向を凝らした曲も収録されていて、聞き応えはある。

ロードムービー

とにかく歌詞が素晴らしい。素晴らしい。素晴らしい。

街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔に置かれた闇を超える快楽に
また少しスピードを上げて
もう一つ次の未来へ

【別枠】友とコーヒーと嘘と胃袋

ファンなら櫻井さんが間奏で管巻いている箇所全部歌えるはず。

後先なんか考えちゃダメだよ
だってそもそも今日の自分なんて初めから無いも同然だからね

脱線しちゃったね 脱線だよね
でもあれだね 脱線はいいけど惰性で生きちゃダメだね
これ僕のポリシーだよ 惰性で生きちゃダメ
これ僕のポリシー うまいこといった うまいこといった(シャウト)

IT'S A WONDERFUL WORLD(2002.05.10)

大学入学した頃の時期に出たアルバムで、個人的に不毛な恋に身をやつしていたので「UFO」とか刺さって痛すぎた思い出がある。それは別として、良曲がうまく収録されたアルバムだなあという印象。「youthful days」はミスチルファンならみんな好きな、可愛くポップなラブソング。

one two three

こちらもポップで可愛いファイトソング。何かに迷ったり、何もできないとなげくような時に歌うと元気になれる曲。

ビデオに撮ったショーシャンクの空に見てからは
もっと もっと 確信に近いな
暗闇で振り回す両手も やがて上昇気流を生むんだ
大人になりきれなくて逆恨みしたけれど
うんとうんと 感謝してるんだ
愛しき人よ 君に幸あるように
もう後ろなんか見ないぜ 1.2.3

シフクノオト(2004.04.07)

櫻井さんが小脳梗塞で休養して、帰ってきたときのアルバム。病気療養中に「Any」をラジオで聴いて自分で励まされたというエピソードがある。

くるみ

この曲は「来る未で未来のことをさす」とも、「未来の逆だから過去のことをさす」とも言われていて、統一見解には至っていないんだった気がする。この曲の歌詞にはものすごい気付きがあって、大切な曲。
ミュージックビデオがとてもいいので、youtubeミスチルのオフィシャルチャンネルからご覧ください(貼れなかった)。

どこかで掛け違えていって
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが持て余したボタンホールに
出会うことで意味ができたならいい

今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求め歌う

出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ

天頂バス

一風変わった曲。こういう曲アルバムに入っているとミスチルの多面性には驚かされる。

トンネルを抜けると 次のトンネルの入り口で
果てしない闇も永遠の光も無いって 近頃は思う
だから「自分のせいと思わない」とか言ってないでやってみな

I ♥ U(2005.09.21)

まさかタイトルに「♥」を入れてくるとは思わなかった。「僕らの音」や「sign」を筆頭にラブソングがたっぷり詰め込まれたアルバム。

靴ひも

すっごい可愛い曲。こんな風に素直な気持ちでいれたら最高だろうなと思う。すべてのサビの歌詞が素晴らしい。ライブのときに靴ひもストラップを買ったくらい好き。

靴ひも結ばずに 駆け足で飛び出して
停留所通過して行くそのバスに飛び乗って
ああ一秒でも早く君の待つ場所へ

愛しくて苦しくてそして自分を見失って
うざったくて終わらして でももっと苦しくて
ああ一瞬でも早く君のいる場所へ

渋滞で停車したこのバスを飛び出して
靴ひもも気にせずに全力で駆け出して
愛しくて切なくて君の色で濁っている
その部分が今一番好きな色 僕の色
ああ一秒でも早く君の待つ場所へ
ああ一瞬でも早く君の待つ場所へ

潜水

すごい名曲っていうわけではないし、聴くとスーパードライ飲みたくなるから困るんだけど(療養中で禁酒なので)、この歌詞がすさまじくて外せない曲。

ピアノ叩いても音しか出ない
君に届くはずない

HOME(2007.03.14)

発表当初から「箒星」のBUMP OF CHICKEN感が凄まじいと思っていたけれど、桜井さんはBUMP OF CHICKENのファンらしいからあながち間違った見方ではないかも。優しい楽曲が多いアルバム。フェイクとかもあるけど。なんというか、熱烈な愛とかというよりは、地に足のついた愛情を感じるようなアルバム。

彩り

生きている意味とか、頑張っていく意味とかが、救われる曲。自分のしている何気ないことが、どこかを通って誰かをくぐって、好きな人たちの笑顔に繋がっていると感じれたら、それは素敵な事だ。

なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩を加える

ポケットカスタネット

出だしがどことなく沖縄っぽい。まあ、それはそれとして、歌詞と曲がめちゃくちゃシナジーを生み出している。歌詞は本当にすさまじい。こういう歌詞を書けるから、ミスチルは真に素晴らしいんだよ。

ポケットに君のメロディいつも持ち歩いている生き物
それが僕です そっと祈るように響かせる身体中に
例えばカスタネットで簡単なリズム奏でている
それが君です 気まぐれに生真面目に僕を導いて行く

つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉
裏表の無い次元でゆっくりと今 呼吸している

SUPERMARKET FANTASY(2008.12.10)

新卒一年目の、手探りで不安だった時期に「終末のコンフィデンスソング」や「エソラ」「旅立ちの唄」「東京」などを聴いて頑張っていた記憶がある。なので思い入れの深い一枚。

エソラ

メロディが軽快でただ聴いているだけで楽しい曲。仕事が辛いときによく聴いていた。直接的に何か癒されるとか励まされるわけではないのだけれど、カラフルな世界に気づかされる気がしていた。

メロディラインが放ったカラフルな魔法のフレーズ
輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる
明日へ羽ばたくために 過去から這い出すために
oh rock me baby tonight
ほらもっとボリュームを上げるんだ

風と星とメビウスの輪

歌詞がやばい。短い曲で盛り上がるポイントも無いのだけれど、静かに心に染み込んでくる。

時流(とき)の早さ 命の重さ
確かめるように ほら一歩ずつ
疲れたら 青空に心泳がせて
風の唄でも聴こうか 聴こうよ

愛されて 優しくなれて
その優しさ故に愛されて
君と僕がそんなメビウスの輪の上を笑いながら
寄り添って歩けたなら

SENSE(2010.12.01)

仕事が忙しすぎてリアタイできていなかった時期のアルバム。少し経ってから聴いた。ミスチルは、聴いていない時期にはなくても平気なのかなって思ってしまうのだけれど、改めて聴くと「そうそうそうそうこれこれこれこれ」っていう感じで、とても心に染みる。自分にとって欠かせないのだと思い知らされる。

I'm talking about lovin'

とってもノリのよいうきうきする愛の歌。聞き流しているだけで心がうきうきしてくるような曲。可愛い。今回この記事書いて自分は可愛い曲が好きなんだなって少し思った。これもそんな感じ。

君は運命の人って思ったりして 思い違いかなって迷ったりして
大きなシーソーの上で右往左往する
Friendじゃつらいけどthe ENDになるくらいなら慌てなくっていいや
また明日
また明日

(an imitation) blood orange (2012.11.28)

このアルバムもリアタイ出来なかった。随分後から聴いたので聴き込みが足りないと自分で思う。けど、その中からこの曲!!を選ぶと。

hypnosis

最近のミスチルにしては爽やかさと軽快さと愛が無い曲。けど、ときどきこういう曲を出してくるから、逆に信頼できるんだよなあと思う。まだどこまでいっても、ミスチルはまだ進んでいけるんだって思う。

不安に追いつかれぬよう
願いを今、遠くへ遠くへと

Marshmallow days

この曲は可愛すぎて(また可愛い)、ウキウキノリノリで一緒に歌ってしまう。聴いてくれ!

チューインガムの味のように消えて無くなったりしないでよ
甘い思いはまだ膨らんでいる
注意深くそして優しく 君の感触を嚙みしめよう
everything is a taste of you

チューニングを君にあわすよ
幸せな歌を歌っていこう
everyday I sing for
everything is taste of
everyday marshmallow day

REFLECTION (2015.06.04)

小林体制を終え、初のセルフプロデュースの曲収録のアルバム。長年のファンとしてはいろいろと感慨深いものがある。アルバムには「REM」や「WALTS」など、最近のミスチルには珍しくロックに寄せた曲も収録されていて、「まだこういう曲作れるんだ。歌えるんだ」と素直に感心した。

未完

小林武史の嬉しさを隠す気もない歌詞に潔さを感じる。ここはノータイムでこの曲を挙げたい。

さあユニフォームを脱いで脱いで 自由自由自由

素直すぎるでしょ(笑)

幻聴

桜井さんがこういう気持ちで歌ってくれているのならいいなと素直に思う。歌詞の中に死んだとーちゃんを思わせる描写があるので、全然悲しくない曲なのに寂しくて泣いてしまう。きっとそういう寂しさも、この曲はこの曲自身で癒してくれているのだなあと思う。音楽はすごい。

夢から夢へと橋をかけて渡る そんなイメージが駆け巡り

向こうで手招くのは宝島などじゃなく
人懐っこくて優しくて温かな誰かの微笑み
遠くですぐそばで 僕を呼ぶ声がする
そんな幻聴に耳を澄まし追いかけるよ

一歩また一歩確実に進む そんなイメージも忘れずに

僕を手招くのは華やかな場所じゃなくて
口下手で人見知りでちょっと寂しがり屋のため息
遠くですぐそばで 君の呼ぶ声がする
そんな幻聴に耳を澄まし 追いかけるよ

重力と呼吸(2018.10.03)

微妙な評判も多かったアルバム。なんでそうなのかよくわからない。ツイッターでフォロワーの方が「昔に戻ったみたいだからかな」って言っていたのだけれど、確かになんか少し昔のミスチルらしさもあるアルバムだなと思う。「youthfull days」のエッセンス的なものが見え隠れしたりもする。

皮膚呼吸

昔の自分を思い返して、そしてこれからの自分へと祈りを捧げている曲。メロディがとても綺麗。このアルバムでは「himawari」を好きな人が多そうだけれど、わたしは圧倒的に「皮膚呼吸」が好き。

意味もなく走ってた
いつだって必死だったな
昔の僕を恨めしく懐かしく思う

でも
皮膚呼吸して無我夢中で体中に取り入れた
微かな酸素が今の僕を作ってる そう信じたい

I'm still dreamin'
無我夢中で体中に取り入れた
微かな勇気が明日を作ってく そう信じたい

総括

9,500字書きました。大変疲れた。色々と見つめ返すと、人生の様々な転機にミスチルはいて、いつも寄り添って慰めて導いてくれたよなあと、かなり感慨深いものがある。

終わらない夏休みを生きるモブたるモブを愛す

脇役であること

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自分では物語の主役になれない。自分の人生なのになぜ自分は脇役なのだろう。どうしてあの人ばかりいい思いをするんだろう。なんでなんでなんで。うまく眠れず思いつめても、でもそこに答えはない。し、多分答えなんて要らない。我らモブの民は、誰か主役級の人の物語の中では取るに足りない存在なんだろう。認めてしまおう。自分から進んで認めれば、これ以上傷つくことも無い。

さて、終わらない夏休み。友だちと過ごす、永遠の夏休み。妖怪ウォッチ4ではそれが手に入る。

妖怪ウォッチにおいては、シリーズを通じて、日本の街並みの中を自由に歩き回れるという魅力がある。その辺についてはキヨ (id:wagahaiblog)さんがすでに書いているので参照されたい。
wagahaiblog.hatenablog.com

もう一つの魅力として、モブが全員結構な濃さで話す、ということが挙げられる。通常RPGにおいてモブたちは、攻略のヒントを教えてくれたり、ささいな一言を発するだけだったりして、人生の物語性を反映されることはない。しかし妖怪ウォッチシリーズでは、モブたちが自由気ままに結構喋る。そういうことから、モブと話す中で、脇役なりのその人の人生をはっきりと垣間見ることができる。

それでいいじゃん、わたしたちも。脇役でいいじゃん。それでもはっきりと生きてると思っていいじゃん。いちいち傷つく必要無いじゃん。じゃん。

妖怪ウォッチ4++の名脇役10選

というわけで、妖怪ウォッチ4++ における個人的に好きなモブ、ベスト10を挙げて、人生の脇役のみなさんにとっての希望となりたい。

10位 本当にめんどくさいこと(過去 さくら元町(過去は冬なのです))

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「夏休み」と言いつついきなり冬で大変申し訳ない。このゲームでは過去だけ季節が冬なのだ。

それにしても分かりみが深い。しかしオイシックスを導入することでわたしは「献立を決める」「買い物に行く」というプロセスをスキップしているのでこの悩みは無くなった(自分語り)。ぜひみなさんにもオススメしたい。

9位 妹の裏切り(過去 さくら元町(過去は冬なのです))

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また冬で大変もうしw(ry

そしてこれはひどい。そもそも雪だるまに隠すという発想がひどい。それに対する妹の仕打ちはもっとひどい。兄妹間のこうした思惑違いは割と頻繁に起こる。でもこのお兄ちゃんなら、テストの点数がバレて親に怒られても、妹を殴ったりしなさそう。

8位 スイーツはコンビニ(未来 新元町商店街

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これは真理。個人的にはセブンイレブンの金のシリーズが好きで、金の最中は昨夏5回くらい食べた気がする。太るわけだ。

7位 ポチャ界のホープ(未来 龍見川・南)

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得意げで非常にカワイイ。告白を受けたのか断ったのかはたまた保留にしたのか。いずれにせよ他人からの好意が即自己肯定感につながるところに健全さを感じる。

6位 レベル5お約束の(現代 おおもり山)

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唐突なダジャレはレベル5の十八番。なんとなく安心してしまう。今月リリースされる妖怪学園もどうでもいいダジャレがやたら出てくるので楽しみ。

5位 ついていきます!(妖魔界 過去)

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いやー、亡霊番長かっこいい。守られたい。でも番長って不良か。不良は嫌だな。

4位 すっからかん(未来 新元町商店街

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リアル小学生でかわいい。お小遣いの額に差があるからこういうことは結構起こるけれど、ゲームって後ろから見ているだけでも面白いから偉大だ。

3位 猫おじさん(現代 さくらニュータウン

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哀愁があってキモカワイイ。近所にいきなり猫語で話しかけてくるおじさんいたらダッシュで逃げるけど。

2位 いくつになっても(現代 さくらニュータウン

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年をとったとき、こういうおばあちゃんになりたい。年齢を言い訳に何かを放り出すのはやめて、常に楽しんで生きていければいいと思う。んだけど、ステイホームですっかりすっぴんTシャツジーパンである。

1位 実は両思い(現代 さくらニュータウン

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この二人のことはぶっちぎりで好き。可愛すぎる。甘酸っぱい。まさに青春の入り口。二人は両思いなのだけれど、通じ合ってないので片思いが二つあるってだけで、まだそれがどう進展していくか分からない。上手くいかないルートもきっとあって、でもどんな経過を辿ったとしても、どんな結果が待っていたとしても、この二人は大人になってもこの恋のことを覚えていれると思う。

番外編 根暗……(妖魔界 過去)

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モブではなく強烈な個性の闇キュウビ。橋の上で黄昏ているだけなのだけれど、醸し出す中二感が半端なく、刺さる。

モブで行こうぜ!

そういうわけで、人生は十人十色。脇役にもそれなりの矜持があるさ。

わたくしからは以上です。



明日からですよ!